バイクが唸る、吠える、喚く(わめく)、怒鳴る。

これがすこぶる気持ちがいい。

自動二輪の免許はあるが、乗ったのはホンダのカブだけ。

それも仕事で乗ったきりだ。

定年になって、ながい間、抑えてきた小さなともし火が

めらめらと燃えてきた。

どうしようもないところへ来た。
バイクが唸る、吠える、喚く(わめく)、怒鳴る。_d0064297_033633.jpg


そこへ偶然、バイク修理販売している青年にあった。

ちょうどアメリカン250ccを修理している最中だという。

すぐ手付けをうった。

バイクの指導もするという約束もしてくれた。

だが、なにも知らないで、バイクには乗れない。

近くの自動車学校で、バイクの教習を受けた。

実際に乗るのは400cc。

バイクがむつかしいのはチェンジがどこに入っているか

わからない。

それから、スタートと停止のタイミング。

スタートでエンスト、停止もエンストじゃ困る。

近いうちに二回ほど自動車学校で指導をうけて、

さらに青年修理業者に2回ほど教えてもらって自宅へ戻るつもりです。

こまったことに自宅にはバイク置き場がない。

これをどうしてもつくらないと夜、盗難にあうかもしれない。

それができればあとは、自由自在にのりまわす練習を自らやるしかない。

「うしろに乗ってよ」と若いムスメさに声をかけてもOKという返事は返ってこない。

「いやじゃ、こわい」と言われる。

70歳近いジイサンがバイクにのるのだからリスクはある。

だがそんなことは承知の上だ。

問題は他人さまを傷つけるのはなんとしても避けたい。

自分は怪我をしてもいいから、他人さまはなんとしても避ける。

そのこころがけで乗りたい。

250ccに馴れたら、次は400ccじゃ。

そうなると世界は目前じゃ。

でるぞ、行くぞ、アメリカからカナダへ、ロシアからヨーロッパへ。

世界が待っている。

  by chicotyant | 2008-07-01 00:03 | プロフィール

<< ヤモリ 暴走族? >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE